不妊治療とは?

・赤ちゃんは神様からの授かりもの
赤ちゃんは、神様からの授かりものです。
しかし時には、神様からの”プレゼント”が届かないことがあります。
プレゼントが届かないのは、夫婦に原因がある訳ではありません。
神様がのんびりとして、お菓子を食べてダラダラしているからです。

「不妊治療とは」についてネットで検索をすると、色んなサイトがヒットします。
中には専門用語だらけで、読んでも意味がさっぱりわからないのもあります。
中には残酷な言葉が書かれているサイトも、少なくありません。
でもそもそも授からない理由は、神様がだらけているだけです。
つまり不妊治療は、だらけている神様を少し急かすことと捉えておきましょう。

・医学的な意味での不妊治療とは
不妊治療について、もう少し突き詰めて説明しましょう。
不妊治療とは、不妊を治療することを言います。
不妊の一応の定義としては「避妊をしないまま夫婦関係を結んでいても、1年以上妊娠の傾向が出てこない状態」を言います。
アメリカの不妊治療のガイドラインでも、「夫婦関係を結んでいても1年以上妊娠の兆候がない状態」を「不妊」と定義しています。
そして「もし35歳以上で6ヶ月間夫婦関係を結んでも妊娠が起きなければ、医学的な検査をしましょう」と推奨しています。
「妊娠の兆しがない状態」を様々な方法を用いて、「妊娠の兆しがある状態」にするのが不妊治療です。

・不妊治療の方法
不妊治療の方法は、夫婦の状態によって大きく変わります。
でも最もメジャーな治療方法として挙げるとすれば、「タイミング法」でしょう。
まずは基礎体温などを測定して、排卵日の予測を行います。
排卵日の予測に基づいて夫婦生活をとり、妊娠へと繋げるやり方です。
ただしタイミング法を実践したからとはいえ、残念ながら100%確実に妊娠できる訳ではありません。
タイミング法で妊娠ができる確率は、ものすごく高く見積もっても30%前後と言われています。
しかしタイミング法で実際に妊娠に結び付けられた夫婦もいるので、諦めないで下さい。

・不妊治療の第一歩
不妊治療の第一歩は、夫婦でしっかり話し合うことです。
そして、コミュニケーションを取って下さい。
難しく考える必要は全くなく、自分の素直な気持ちを相手に伝えましょう。
そして自分自身を攻めないで下さい。
神様がダラダラしているだけであり、ご自身には何の責任もないからです。
そもそも妊娠は1人でできないことは、重々わかっている筈です。
1人だけが頑張った所で、ダラダラしている神様を動かすことはできません。
2人が力を合わせてはじめて、神様は動いてくれます。