ご自身とパートナーの性別・年齢
自分(女)35歳、夫36歳
不妊検査・不妊治療を始めた時の年齢と現在の治療ステータス
32歳に治療を開始。
治療を1年半程度行い現在は出産済み。
不妊検査・不妊治療を始めるまでの経緯
不妊治療を始めた経緯は、子どもができるだけ早く欲しかったが夫がEDであったため。
夫の理解はすぐに得ることができた。
最初はネットの情報を収集し排卵検査薬とシリンジ法を自己流で行っていたが半年ほどやってもうまくいかなかった。
そこで子どもができにくい可能性も考えられたため、レディースクリニックへ通院を開始した。
受けた治療の経緯
レディースクリニックでは、不妊検査(簡易的な血液検査と通水検査)を行い、人工授精を3回行った。
しかし妊娠しなかったため、医師に勧められて通勤しやすい別のレディースクリニックに転院し、不妊検査(血液検査、卵管造影検査)と体外受精を行った。
血液検査で甲状腺ホルモンとAMHが低いことがわかったのでチラーヂンを服用し、すぐに体外受精の治療を開始した。
1回目の採卵では卵子を取ることができなかったが、2回目ではなんとか2個採卵することに成功。
体外受精を行い、2個とも卵割まで進んだが状態が悪く、出産までこぎつけるのは20%程度と言われた。
しかしなんとか1回目で妊娠し、出産にいたることができた。
治療を受けた病院を選んだ理由
近所のレディースクリニックは日曜日が休みだったこと、仕事場が遠かったため治療日は仕事を休まなければならなかったことから、タイミング良く治療を受けることができなかった。
そこで平日でも治療を受けながら会社に通うことができるように、朝からやっていて通勤経路上にあり、口コミも良い有名レディースクリニックに通うことに決めた。
そこは医師が多く担当医制ではなかったので先生の評判は気にしなかった。
治療費は正直高くて家計に負担がかなりかかる額だったが、東京都と区から補助金が出、医療費控除もあったため後々助かった。
不妊検査・不妊治療を検討されている方へのメッセージ
はじめはプロに任せればすぐに妊娠できるものと思っていたが、検査を進めていくと予想外にAMHが低い(卵子在庫数が少ないので子供ができにくく、しかも残り時間が短い)ことが判明した。
そのため子どもができにくいと何となく感じていて検査・治療を検討している人はできるだけ早く開始した方がいいと思う。
何事も逐一時間とお金がかかるので焦ってしまうが、地道にコツコツやっていくしかないと思う。
自治体の補助金もあるが、所得・回数・年齢制限があったりするので世知辛い世の中だと感じる。