不妊症について
不妊症という言葉は知っている方も多いでしょうが、実際にどんな症状となるのか、あまり詳しくない方も多いと思います。
これは不妊となるもの、妊娠しなくなる症状を指すものです。
どれくらい妊娠しないと不妊症とされるのか、一般的な基準があります。
避妊をせずに性行為を続け、一年経っても妊娠しなかった場合は不妊症だとされます。
自分たちが不妊症に当てはまるのかどうか、不安があるときはこの基準で一度考えてみるといいでしょう。
ただし、不妊となる原因がすでに判明している場合、先の基準を満たさなくても不妊症と認められる場合もあります。
男性の場合なら精液に精子がいない、数が少ない、活動が非常に弱いなどです。
これら原因がすでに認められる場合、性行為を一年間続けていなくても妊娠する可能性は低いと判断され、不妊症と認められる場合もあります。
このようなケースで妊娠を希望する場合、できるだけ早く病院を受診して治療を開始するといいです。
なぜかというと妊娠は不妊症という症状の有無とは関わらず、できる期間がある程度決まっているためです。
女性が妊娠する確率は35歳を過ぎると大きく下がり始め、40歳を超えてからの妊娠はかなり難しくなる場合も多いのです。
さらに高齢出産となると母親となる女性の負担も大きくなりますから、先にご紹介した基準には当てはまらなくても、妊娠を希望する中で不妊症の可能性が高いと思われる場合は早めに治療を開始するのがおすすめとなります。
不妊症の治療ってできるの?
もし不妊症と思われる場合、治療はできるのか気になりますよね。
これは現在いくつかの治療や処置があり、これを受けることで不妊症の方でも妊娠できる場合があります。
ただし効果は絶対ではありません。
あくまで妊娠の可能性をなるべく高めるという治療や処置となることは理解した上で、受けるかどうかを決めるといいでしょう。
どんな治療になるかというと、内科を利用したときのように薬の処方となる場合もありますし、注射での薬の投与となる場合もあります。
このような内科的治療ではなく、手術となる場合もあります。
体外受精のように人工的な処置で受精させ、妊娠を目指すという方法もあります。
いろいろな方法で不妊症の改善や妊娠を目指す治療となります。
不妊症の治療はどこで受けられる?
不妊症の治療をしている産婦人科や、専門の外来を設けている病院でこれら治療を受けられます。
男性の不妊を専門的に診ている病院もあります。
そのような病院としてたとえば新宿駅近くの産婦人科の病院があります。
女性の不妊症の相談はもちろん、男性側の症状や相談、治療などもできる病院です。